スケーティングが速い選手の共通点
アイスホッケーに関することを、独自の視点で話して行きたいと思う。
元プロアイスホッケー選手として活動してきた経験・知識が、少しでも役に立てれば嬉しいです。
以前、YouTubeでこのような投稿をしました。
防具マニア必見!!
今回は、アイスホッケーのスケート靴について!スケーティングが速い選手の共通点!!用具マニアが解説! https://t.co/mQ0MtSp6Pf @YouTubeより
— Masahito Suzuki (@suzuki_masahito) June 12, 2020
アイスクロスとアイスホッケーの知名度の差を感じた瞬間でもあります。w
フルバージョンは↑になります。
僕が、投稿した内容は下記の通りです。
最後の3選手全てに共通すること
スケート靴のレースホール(穴)最後の1段を通していない。
- 足首の可動域
- スケートの倒れ角
足首の可動域
2007年にBauerがSupreme One95と言うスケートを発売しました。
ナイロン素材から、カーボン素材へ、大きな進歩を遂げます。
- 剛性
- 軽さ
- 耐久性
剛性が上がったことにより、スケート靴のしなりが減りました。
近年、スティックもカーボン素材に変わり、グルー(ボンド)の技術が上がり
柔らさ(しなり)を利用してシュートが一段と速くなりました。
スケート靴も実はしなりの要素が非常に大切になります。
スケートの倒れ角
![](http://suzuki-masahito.com/wp-content/uploads/2020/08/Connor-McDavid-Oilers-Dec-2018.jpg)
1番上のレースホールに紐を通さないことで、足首の可動域が増えます。
ブーツ自体の剛性が上がったことで、しなりは減りましたが、
その対策として、可動域を増やすことにより、スケートの倒れ角が増えます。
氷に噛むスケーティング、スケートのセッティングが出来れば結果は大きく変わります。
用具を使うスポーツの面白い所ですね。
重要な話
初心者・中級者の方は、用具より、スキルを身に身につける事が大切です。
まずは、練習をして、継続するように心がけましょう。
では。