スケーティングが速い選手の共通点

Ice Hockey Skating

アイスホッケーに関することを、独自の視点で話して行きたいと思う。
元プロアイスホッケー選手として活動してきた経験・知識が、少しでも役に立てれば嬉しいです。
以前、YouTubeでこのような投稿をしました。

アイスクロスとアイスホッケーの知名度の差を感じた瞬間でもあります。w

フルバージョンは↑になります。

僕が、投稿した内容は下記の通りです。

最後の3選手全てに共通すること

スケート靴のレースホール(穴)最後の1段を通していない。

  1. 足首の可動域
  2. スケートの倒れ角

足首の可動域

2007年にBauerがSupreme One95と言うスケートを発売しました。

ナイロン素材から、カーボン素材へ、大きな進歩を遂げます。

  • 剛性
  • 軽さ
  • 耐久性

剛性が上がったことにより、スケート靴のしなりが減りました。
近年、スティックもカーボン素材に変わり、グルー(ボンド)の技術が上がり
柔らさ(しなり)を利用してシュートが一段と速くなりました。

スケート靴も実はしなりの要素が非常に大切になります。

スケートの倒れ角

1番上のレースホールに紐を通さないことで、足首の可動域が増えます。
ブーツ自体の剛性が上がったことで、しなりは減りましたが、
その対策として、可動域を増やすことにより、スケートの倒れ角が増えます。
氷に噛むスケーティング、スケートのセッティングが出来れば結果は大きく変わります。

用具を使うスポーツの面白い所ですね。

重要な話

初心者・中級者の方は、用具より、スキルを身に身につける事が大切です。
まずは、練習をして、継続するように心がけましょう。

では。